■ミカン科 ミカン属 タンゴール類

「樹になるゼリー」 紅まどんな

紅まどんなは、JA全農えひめが2007年に南高と天草をかけあわせて育成した愛媛果試28号を商標登録したものです。

みかん(tangerine)オレンジ(orange)をかけあわせたタンゴール(tangor)という品種になります。

愛媛県松山を舞台にした「坊ちゃん」に登場する女性の愛称から名づけられました。

皮は薄いですが、手でもむきやすく中の皮も薄いのでみかん感覚で食べられます。

全体の生産量は年々増加しており、今年は1000トンと、10年対比3倍以上です。

さらに、15年には1259トンを目指しています。出荷ピークは12月です。

★ぷるぷるのゼリーのような食感で、酸味が少なく
  まろやかな味です。


    12月の取扱い産地

       えひめ中央


生産量は585tで前年比155%。

前年よりも小玉傾向で、3Lで10%、2Lで40%、Lで40%、Mで10%の割合。

生育は良好。ハウス栽培のみの販売となる。