分類  ウリ科 ニガウリ属   

  ゴーヤーは熱帯アジア原産のウリ科の野菜で、旬は夏。

正式和名は「ツルレイシ」、別名「にがうり」ともいいます。「ゴーヤー」という呼び名は沖縄県の方言ですが、全国的にこの名が使われるようになっています。  

ゴーヤーは未熟果を食べます。熟してくると緑色から黄色に変化し、中の種が赤くなります。
日本では濃緑色のゴーヤーが一般的ですが、白色の品種もあり、どちらも熟すと黄色くなります。  

表皮がごつごつしており、独特の苦味が特徴。

苦味成分の「モモルデシン」は胃腸を刺激して食欲を増進させる効果があるとされています。
また、ビタミンCを豊富に含み、加熱しても壊れにくいのが特徴です。

    <名果 Info.> 2012.8

8月の主な産地    宮崎県          

宮崎産の露地物は9月末〜10月頭までの入荷予定。

お盆までは潤沢な入荷となるが、お盆過ぎから入荷量は減少していく見込み。

平年並みの入荷で順調な入荷となる見込み。

【 美味しいゴーヤーの見分け方 】

表皮が鮮やかな濃い緑色で、ずっしりと重い感触があるものを選びましょう。

熟して黄色くなり かけたもの、イボが黒ずんだものは避けましょう。


【 ゴーヤーの調理のポイント 】


ゴーヤーは 中のワタに苦味が集中しているで、 縦半分に切って、種とワタをスプーンなどできれ いに取り除くのが苦味を抑えるポイント。

さらに塩もみして水で洗ったり、さっとゆでたりすることで苦味が和らぎます。

ただし、ゆですぎ ると食感がなくなってしまうので、ゆですぎに注意です!

また、酢や梅肉、レモンなどの酸味のものと合わせてもマイルドになります。