なすは日本全国で栽培されていますが、地方色が強く、地域により特徴のある品種が栽培されています。
その中でも人気の高い
「小なす」と
「米なす」はその多くが高知県で生産されています。どちらも冬春期にはハウス促成栽培、夏秋期には雨よけ・露地栽培の産地をリレーして周年生産する体制が整っています。
■小なす 甘みがあり、皮がやわらかく種も少ないので、からし漬けなどの漬物に使われることが多い品種です。形が丸いものもあります。
■米なす アメリカ種の「ブラックビューティー」を日本で改良した大型の品種で、緑色のヘタが特徴。肉質が締まり煮くずれしにくいので、煮物、焼き物、炒め物などの加熱調理向きです。また、高知県の米なすは全国一の出荷量があります。
★米なすのオススメレシピ★
■米なすとオクラのカレースープ
<4人分 375kcal>
★材料★
米なす360g、じゃが芋120g、
玉葱320g、トマト100g、
ベーコン1〜2枚、オクラ12〜16本、サラダ油大さじ3、
純カレー大さじ1と1/2、水4cup、
固形スープ1と1/4ヶ、塩大さじ2/3、バター適量、ゆで卵1個
【味付け】
ウスターソース小さじ2/3位、胡椒少々、砂糖小さじ2/3位、醤油小さじ2/3位、揚げ油
★作り方★
@玉葱は、半分はみじん切り、残りは1〜2センチの色紙切りとする。
Aじゃが芋は、皮を剥き1センチ位の角に切り、水につけておく。
B米茄子は、縦半分に切り1センチ位の半月切りとして、からりと揚げておく。 オクラもがくを取って同様に揚げておく。
Cトマトは湯剥きし、種を取り1センチ角に切る。
D厚鍋に油を入れ、@のみじん切りとベーコンを良く炒め色紙の玉葱、Aと カレー粉を加え炒め、水・固形スープ・塩、Cを入れ、野菜が柔らかくな るまで煮、味付けをし、Bと仕上げにバターを入れる。
器に盛り、ゆで卵の小切りを散らす。
♪担当者便り♪ ■2013.8■
今期は後咲きで、しばらく少なかった出荷量が急に増えたことから、相場は弱めになっています。8月以降もこの状態は続くため、消費者の方にとっては値ごろ感を感じることができると思います。 |