■強い甘味と強い香り
ぽんかんはインド生まれ。アジア諸国で広く栽培され、日本には明治時代中期に伝わりました。コクのある味わいと、独特な甘い香りが魅力的です。また、ぽんかんはデコポンの親でもあります。
■ぽんかんの食べ方
実と皮の間に少し隙間があるので、手で簡単にむくことができます。じょうのう(中の小袋)も剥くと、果肉のつぶつぶ感がわかり、よりおいしく食べられます。見た目もきれいなのでお菓子作りに最適です。
ですが、じょうのうにも食物繊維などの栄養が含まれているので、普段は丸ごと食べるのがよいでしょう。
■*おいしくなるために*予措(よそ)
ぽんかんは糖度だけではなく酸味も強いみかんなので、「予措」という貯蔵方法で酸味を抜いてから出荷されるのが一般的です。
15日〜30日かけて皮の水分を飛ばすことで、酸味が抜けてまろやかな甘味になります。
また、予措には腐敗防止などの品質劣化抑制効果があるといわれています。
♪担当者便り♪ ■2014.1■
本年度のぽんかんは 例年より大玉に仕上がっております。
大きい口でほおばって、 まろやかな甘味をめいっぱい楽しんでください。 |
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