名果株式会社

野菜・果物 卸売 名古屋市中央卸売市場 北部市場 「名果株式会社」

名果株式会社の若手社員5人に、現在の仕事について語ってもらいました。(2016.5)

 学ぶことの非常に多い一年になったと感じています。
半年間の研修を経て、野菜一部に配属され具体的には馬鈴薯の補佐として仕事をしてきました。
仕事内容は在庫の管理を軸として、買付の処理や伝票の配達などの雑務を行っています。上司が出張に赴いた際には、電話で連絡を取りながら仕切りや分荷も担当しました。それ等すべての仕事において沢山失敗を重ねました。
在庫の管理では原票上の数量と実際の数が合わず、必要以上に時間がかかり、その後の仕事に取り掛かることができずに上司を初めとして仲卸の方々にも迷惑をかける場面がありました。
研修の期間中にはそれぞれ独立して完結する作業が多かったため、仕事がつながっているという感覚があまりなかったのですが、10月の配属からはそれぞれの仕事の繋がりを意識して動くことの重要性を身に染みて感じることができました。
しかし、上司が出張に行った際の代わりに行った仕事では、それぞれの仕事に対する理解度、熟練度の低さから膨大な時間がかかった上にとても正確とは言えない内容になってしまいました。そういった失敗の数々から、何に気を付けるのか、優先するべきなのかを少しずつ学んでいきました。

  就職したばかりの頃は、すべての仕事に対して全力で取り組もうと意気込んでおりましたが、実際に働いてそれは間違いがあると感じるようになりました。
なぜならあまり現実的ではない上に、余裕をもって仕事に取り組む事ができないためです。この一年間、主に配属後ですが、想定していなかった仕事が発生することが多々ありました。当時の自分は慣れていないこともあって余裕は一切なく、それらの仕事にきちんと対応することができませんでした。
もしあの時に心だけでも余裕を持っていれば発生しなかったミスも多かったでしょう。そういった経験から、完璧とは程遠い自分の欠点と向き合いながら余裕をもって仕事に取り組んでいきたいと思います。

  この一年で、自分の欠点をこれでもかというほど見つけました。営業として仕事をしていくには足りないものが多い為、正すところは正し、伸ばすべきところは伸ばしていきます。

 私は、一昨年の11月に研修期間を経て中途採用の正社員となりました。
名果に入社する前は建築機材のレンタル会社、それ以前は豊田の地方市場で働いていました。
大きな市場で働くに当たり、やっていけるのかという不安は正直ありました。
いざ働き出したら気にしていた程の差はありませんでした。それ以上に、人員が多いのと商品管理部門など仕事がきちんと分かれており、非常に仕事がしやすい環境でした。

  また、悩み等も話せる公私ともに、お世話になっている良い上司とも出会え、より良い環境になりました。
この1年で新しい職場環境、仕事の流れ、お客様との関係作りなど色々な事を学びました。最近では少しずつですが、商品の販売もやらせてもらっています。

 この1年を振り返ってみて、反省する点も多数ありました。
仕事のスピード、正確さ、やり忘れ、やり残しなど、上司、先輩方にご迷惑をかける事もあり、今後気を付けていきたいです。合併に向けては、まだまだ経験が浅いですが丸一の担当者に負けないように、精一杯努力して担当者になれるよう頑張っていきたいと思っています。

 様々なことがありましたが、この一年間を振り返ると自分自身に対する考えが変わったと思います。

  入社してしばらくの間は長い研修期間のようなものでした。
実際に生産者の方々の所で作業の体験を行ったり、市場内の現場で荷物がどのように取り扱われているか体験したり、青果物の加工や量販店での体験をしたりしました。それらを通してそれまで言葉や知識として知っていただけだったことを、自分の中で自分なりのイメージをなんとなく持つことができたと思います。

 また、自分たちがこれからしていく仕事はそうした様々な人達がそれぞれの考えを持っている中でやっていくことだと実感し、本配属されても頑張っていこうと思いました。
そして実際に本配属され、なれないながらに少しずつ仕事を覚えていく中で多くの失敗をしました。
その中で、それまでの自分の考えはとても甘かったものだと思いました。 
学生だった頃は、もし失敗しても後から自分でなんとかできたり、仮に駄目だったりしても自分ひとりだけに帰ってくることがほとんどでした。
ですが、今はほんの些細なミスやちょっとした勘違い、認識の食い違いで社内の人はもちろん取引先の方にまで大変な迷惑をかけるだけでなく、損害を与えることもあると思います。そうした意識が無かった訳ではありませんでしたが、実際に作業をしている中ではそこまで意識することはできていなかったと思います。
そして結局何度も失敗してしまい、自分自身に対して考えが甘かったと強く思いました。
そのため、今後は仕事の一つ一つを大切にしていき、今やっている仕事を正確かつ迅速にこなせるよう毎日ほんの些細なことでも頑張っていこうと思います。

 この一年間、産地に行ったり現場での荷物の積み替えなど様々な研修や仕事をこなしてきました。まだ一年しか経っていませんが、社会人としての立ち回りなども学んで学生気分はだいぶ抜けたと考えます。
そうして過ごした中でも大事だな、と感じたことがいくつかあります。

 まずは挨拶がとても大事だということです。
これは社会人でなくとも大事なことですが、この一年でよく先輩方に注意を受けました。入ってすぐには新入社員である私のことを知ってる人は当然少ないです。だからこそ顔と名前を覚えてもらうために大きな声で元気よく挨拶をすることが大事だ、と教えてもらいそれを実践していった結果今では市場の中の人にも大分名前も覚えてもらえました。知らない人だから挨拶をしないのではなく、知らないからこそまず、挨拶から入りだんだんと覚えてもらうこと、それが大事だと実感をしました。

 次に感じたことは、やれることが少なくても自分から仕事を探してくことが大事だと思いました。新人だから私には出来ない、やれそうもないと考えるのではなく、仕事を覚えるために積極的に行動をしていくことで失敗をしてでも少しずつ覚えていくことが成長につながります 。
もちろんその際には仕事を勝手に行うのではなく、ちゃんとこの仕事をやっても大丈夫かと先輩や上司に確認をすることも重要です。

 この一年で少しは成長をしたと言うものの、まだまだ覚えることはたくさんありますし、失敗も多く先輩方に迷惑をかけることもあります。だからといって挑戦することをやめたりするのではなく、そこから学んでいくことでまだまだ成長がしていけると思います。これからも上記のことを決して忘れずに仕事を頑張っていきたいです。

 入社して1年が経ちました。あっという間の1年でした。

 この1年は、「入社1年目の新入社員だからわからないことが多い、できないことが多い」とあまえている部分が多くあったと思います。2年目に入り、そのあまえが通じないということで不安も多いですが、やっと少しづつ自分のできる仕事が増えてきたことでやりがいを感じられるようにもなりました。

 仕事をしている中で、何をするにしても‟確認”という作業が常に伴います。
入社してすぐは特にそのような作業が多くありました。とても基礎的なことであるにもかかわらず、いまだにできていないと感じています。
「大丈夫であろう」「これで良いだろう」と勝手な自分の思い込みでミスをすることで周りにも迷惑をかけています。今までいかにいい加減に過ごしてきたかということを痛感させられました。
課題はまだまだ多くありますが、入社2年目、確認を怠らないということを強く意識していきたいと考えています。

 また総務部としての仕事も少しづつわかってきましたが、急いでいたり通常と違うことが要求されると焦ってしまい失敗をしてしまうことがあるので、1つ1つ丁寧に責任を持ってということを心掛けていきたいと思います。

 人前で話すことは最も苦手なことでもあります。総務部へ配属され、私は新卒採用を担当することになりました。入社前、このようなことをするとは思っていなかったので少し戸惑いました。
現在までを振り返ると、そのようなことはできるだけ避けてきました。避けてばかりいましたが、これは仕事です。今はまだ慣れないことも多く、苦手だ、難しいと思うこともありますが、名果という会社がどのようなことをやっている会社であるのかということをよく理解してもらえるよう精一杯やります。